遠隔操作技術を用いたロボットMODEL Hの量産型プロトタイプを開発

Telexistence株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役CEO: 富岡 仁、代表取締役CTO: チャリス フェルナンド、以下 TX Inc.)は、このたび、テレイグジスタンス®(遠隔存在)技術・VR・通信・クラウド・ハプティクスを活用した空間を超える遠隔操作技術を用いたロボットMODEL Hの量産型プロトタイプを開発しました。

 

TX Inc.は、FAロボットが大きな市場シェアを占める現在のロボット産業において、テレイグジスタンス®(遠隔存在)技術・VR・通信・クラウド・ハプティクス、そして今後AIを活用した新たな市場を創出し、次の世代の資産となる事業とテクノロジーを残していくという明確なビジョンを持っております。人の能力の拡張や新たな接続性の提示は、人間生活の飛躍的な向上、および各産業の高度化を起こす上で、不可欠となります。

 

■遠隔操作ロボットMODEL Hについて

<MODEL Hの特長>
製品化前提に使いやすさ、耐久性の向上、起動・使用開始時間の短縮、デザインの洗練、独自クラウドインフラ、移動体通信・インターネット対応を実現しました。

主な具体的特徴は以下となります。

・コックピット側(操作側)
– 可搬型ケースに制御コンピューター、赤外線3D位置測定、VRや触覚機器を内蔵し、大幅にコンパクト化
– 触覚提示デバイスのモジュール化およびUI/UXの向上

 

・ロボット側
– インターネットを使用した低遅延な視聴覚/触覚の伝送
– 量産を想定した機構設計の確立
– 製品化を想定したロボットの外装デザインの確立
– ホイールによる移動機能により、遠隔地を動き回る体験を実現
– 可搬重量の大幅な向上
– バッテリー駆動が可能

 

また、TX Inc.はテレイグジスタンス®技術を活用したロボットの遠隔操作体験を一般のお客さまにも体験いただけるイベント(2018年夏頃)を実施する予定です。

なお、本イベントは、小笠原返還50周年記念事業の一環として、東京都小笠原諸島における観光資源のロボット旅行体験「TELEXISTENCE TRAVEL」を、戦略投資家であるKDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 髙橋誠)、島への玄関口である竹芝地区で先進技術を取り入れた街づくりを進めている東急不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大隈 郁仁)、鹿島建設株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:押味 至一)、一般社団法人CiP協議会(本部:東京都港区、理事長:中村 伊知哉)と共同で検討しています。

<本件に関するお問い合わせ>
Email :info@tx-inc.com
<報道関係者の方:プレスキット>
https://tx-inc.com/presskit

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